男性もUV対策が必要です
毎日、日焼け止めを塗って出かけるという男性はどれくらいいらっしゃるでしょうか?「ゴルフやレジャーに行く時だけは塗るけど」という声が聞こえてきそうですね。実は女性だけでなく男性も、毎日日焼け止めを塗って、肌を紫外線のダメージから守ることが大切です。その理由は、紫外線が肌に大きなダメージを与え、老け見えの最大の要因になってしまうから。紫外線で肌が傷つくと、そのダメージは蓄積され、シミ、シワ、たるみ、肌のカサつきにつながってしまいます。老化によって「実年齢より老けて見られたくない!」そう思う方は毎日塗るクセをつけていきましょう。
日焼け止めの塗り方
日焼け止めは、皮脂や汗、水で落ちやすいものが結構あります。長時間屋外にいるときは、2~3時間おきに塗り直すことが大切です。海やプールでは、水をはじく機能を備えた「ウォータープルーフ」タイプを塗ることもおすすめですが、基本的には塗り直しをするようにしましょう。
肌が弱い方は、日焼け止めを塗ると刺激を感じてしまう場合があります。最近は肌に優しいものも多く販売されていますが、選ぶポイントとして「紫外線吸収剤不使用」または「ノンケミカル」と表示されたものを選ぶとよいでしょう。また、メイク落としを使用しない多くの男性の皆様は、「石鹸で落とせる」タイプを選ぶことをおすすめします。
日焼け止めマメ知識
UVとは、Ultraviolet(ウルトラバイオレット)の略で紫外線のことです。紫外線は太陽光線の一部に含まれ、UV-A(長波長)とUV-B(中波長)、UV-C(短波長)の3種類があります。このうちUV-AとUV-Bの2種類が地上に到達します。
UV-A(紫外線A波)って?
UV-A(紫外線A波)は波長が長く、オゾン層を通り抜けやすい性質。1年を通して地上に降り注ぎます。雲や窓ガラスも通り抜けるため、天気の悪い日や屋内においてもUV-Aの対策は必要です。UV-Aは肌の奥深くまで到達し、シミだけでなくシワやたるみを引き起こす原因になります。
UV-B(紫外線B波)って?
日焼けで肌が赤くなる原因となるのが、UV-B(紫外線B波)です。UV-Aより波長が短く、オゾン層や上空の雲に阻まれやすいため、地上に到達するのは紫外線全量のうち1割程度。しかし、非常に強いエネルギーで肌に炎症を起こさせ、シミや場合によっては皮膚がんの原因にもなります。
UV-C(紫外線C波)って?
UV-C(紫外線C波)は波長が短く、オゾン層に阻まれるため、地上に届くことはありません。
老けないために紫外線をできるだけ避ける工夫
日焼け止めを塗っても、完全に紫外線が防げるわけではありません。その他の対策を組み合わせると、防御効果を高めることができますよ。
■服
肌を紫外線にさらさないように、UVカット加工されたパーカーやカーディガンなどを羽織るとよいでしょう。
■日傘
近年、男性向けの日傘も続々と販売されています。まずは黒色の傘が取り入れやすいかもしれません。
■外出時間
1日のうち、紫外線の量が多くなるのは午前10時から午後2時です。この時間帯の外出を避け、日陰を利用して過ごすと、浴びる紫外線量を半分近くまで抑えることができますよ。
使用感としてベトつきが苦手という方も多いと思います。日常的に使用していくためにも一度店頭で塗って試してみることもおすすめです。日焼け対策の日焼け止めはもはや、女性だけに用いるものではありません。男性も、アウトドアだけでなく、毎日のスキンケアに日焼け止めを取り入れて、老け見えを予防して、若々しさをキープしましょう。
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